1925年にウォルター・クライスラー(ウォルター・パーシー・クライスラー Walter Percy Chrysler)が設立し、GM、フォードと並び「ビック3」と呼ばれるアメリカの自動車メーカーです。
同社の持つブランドにはクライスラー、ジープ、ダッジなどがあります。
このクライスラーは優秀な技術者を集め、油圧ブレーキシステムや油圧パワーステアリングなど技術面で特に定評があり、1930年代には戦車など軍用車の製造もしていました。
1950年代にはヘミエンジンと呼ばれる高性能のエンジンを導入し、国内でマッスルカーが流行すると、モパー(Mopar)という愛称で親しまれ、色々なモータースポーツにも参加しました。
その後相次ぐ買収による無理な経営の拡大と、オイルショックなどの社会環境の悪化により、1970年代後半には深刻な経営危機に陥りました。しかしリー・アイアコッカの手腕のおかげで完全に立ち直りました。
そして1998年にドイツのダイムラー・ベンツと合併してダイムラー・クライスラーとなりましたが、これは事実上ダイムラーによる買収でした。
ビック3の中でも一番小規模なクライスラーは、他の2社に比べて個性的な車が多いことが特徴です。